デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【思いの外、動きがいい】バイオハザード ヴィレッジ Z Ver.【オリジナル主観視点Ver.】

「RE:3」「6」と≪評判イマイチ≫という理由から、何となく避けていたナンバーズを一通りクリアした(それなりに面白かった)ので、予告通り「ヴィレッジ」ヘ。

バイオハザード ヴィレッジ Z Ver.」PS4版/2021年カプコン謹製)

通算9本目、ナンバリングシリーズとしては「8」に相当。

主人公は前作(バイオハザード7レジデント・イーブル」)に引き続いてイーサン・ウィンターズ。

行方不明だった妻ミアを取り戻し、生後間もない娘ローズマリー(以下ローズ)と3人、慎ましく暮らしていましたが、ある夜、イーサンらを救い生活の手助けをしてくれたはずのクリス・レッドフィールドらに急襲されてしまいます。


ミアは蜂の巣、イーサンとローズも拉致されますが、気が付けば雪深い山中。目の前には横転した護送車。生存者ゼロ。移送途中の事故?

そこがどこかも分からないまま、ひとり山中を彷徨ったイーサンはとある村へ。

つい散策したくなるのどかな村景色。


ここにローズもいるのか?

という謎まみれのプロローグ(冒頭には「7」のおさらいもついている親切設計)。

「7」では、主観視点の視野の狭さと動きの悪さ(もっと早く走らんかゴラ!)に辟易しましたが、今回は思いの外、動きが滑らか。

歩くだけでもそこそこ早い。加えて移動に際しての上下振動がない(あると画面酔いしてしまう)ので、ちょっと空中浮遊しているかのような感覚に(スィーって感じの動きで、これが中々に心地良い)。

村に人影は無し。代わりにライカンと呼ばれる狼男みたいな奴が群れで徘徊。

こんにちは。ライカンです。


あとはニワトリと豚とカラス。

「RE:4」では、カラスは金に、魚は回復アイテムになったので、何となく豚を射殺したら「獣の生肉」に変身(カラスは小金を落としてくれます)。


後になって分かった事ですが、「獣の生肉」「鳥の生肉」「魚の生肉」を集め、一定の割合で調理し、指定された料理を作って食すと「体力上限上昇」などのスキルアップに。

動くものは取り合えず撃っとけって事ですね。

村の探索を終えたら、城→お屋敷→湖→森の砦→工場と駒を進めて行きます。


村の次の舞台「ドミトレスク城」(画像左)。ちょっと「ヘルハウス」(画像右)に似ています。

ひたすら銃撃サバイバルだった「6」の後なので、この探索・謎解き・合間に殺戮というバランスはバイオっぽさの再確認もできて「いい感じ」でした(それでも結構死にましたけどね)。

困ったのはコントローラーのボタン配置。過去バイオに最も近いtypeBにしたのですが、構えがL1、攻撃がR1、んでR2に「回復薬使用」が割り振られておりまして。

直前までやっていた「6」が構えL2、攻撃R2だったのでついクセでR2押しちゃうんですよ。そうするとやられてもいないのに貴重な回復薬がざ~ばざば。

あーくそもったいねぇ!


終盤には事の発端であるクリス・レッドフィールドが再登場(操作もできる)。レギュラーも絡む番外編という美味しい立ち位置をキープしています。

修羅場の潜り過ぎで激渋オヤジになってますクリス。


最後はちょっと悲しい結末を迎えてしまいますが、真のオチはDLC「シャドウズ・オブ・ローズ」で語られることに。

★前作のプレイ日誌はこちら。

 

 

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