面白いか?と問われれば「う~む」なのですが、凄いか?と問われれば即座に100回頷きます。
「ランボー/最後の戦場」
(2008年/シルヴェスター・スタローン監督)
ミャンマーに入ったキリスト教支援団体が軍事政権に拉致されるというドラマ部分はまぁどうでもいいです(早送り可)。
ってか、この独善的白人エゴ剥き出しなキリスト教支援団体が(ステレオタイプな描写も相まって)俺的にかなりムカつくのよ(特に色仕掛けでランボー動かす女)。
なんかアグネス・チャン様御一行みたいでさ。なので、(世界中でこんな観方するの私一人だと思いますが)カレン族村襲撃シーンは、完全にミャンマー・アーミーに肩入れして観てました(笑)。
で、この映画の何が凄かったのかと言うと、近代戦闘に於ける超リアルな人体破壊描写。
ハンドガン、マシンガン、手榴弾、ランチャー、地雷、重機関砲、そしてトールボーイ・・どの武器を使うと人体はどうなるのか? 四散・飛散・血柱・肉片雨あられ。ほぼこれだけの90分。
前半のミャンマー軍の蛮行描写も半端ないですが、自分が「殺人機械」である事に覚醒したランボーが参戦してからは限度無し。もうサンダとガイラを足しっぱなしな大暴れ。
(首を締めるのでも折るのでもなく“毟り取る”という描写を初めて見ました)
例によってランボーは感情表現が乏しいですが、マシーンなんだから当たり前。だからこそ、ラストの「It’s a Long Road(残念ながら歌は無し)」が染みる沁みる。