柄にもなく片付け(正確には会社の座席周りの身辺整理。いや別に辞めるわけではないのですが…)なんて事をしていましたら、懐かしい雑誌(の付録)がこんにちは。
RLとはラジオライフの略。ラジオライフ1990年11月号特別付録の小冊子です。
オープニングを飾るのは「16歳の女子高生、麻美の青春!」
日々、署活系(警察官が連絡用に所持している小型無線電話機)の傍受を日課とするアクション・バンダー、麻美ちゃん16歳の紹介記事。
鉄ちゃんでありコミケの出品者でもある麻美ちゃん。1990年に16歳だったという事は、今は…。
今もアクション・バンダーであることを祈っております。
さて、ラジオライフと言えば工作指南。裏「科学と学習」とも言うべき特集は「時限装置の製作」と「写ルンですを廃物利用 やさしいスタンガンもどきの製作」
特に後者は流石の着眼点。
電池の電圧をACに変換して高め、コンデンサに貯えた後、一気に放電してフラッシュのランプを光らせる仕組みがスタンガンに酷似していると看破したスタッフの勝利。
分解の仕方からフラッシュ基板の加工まで丁寧に解説しています。
DATのプロテクト解除という時代を感じるネタを挟んで〆はイラストによる山口県警カラーガード隊のご紹介。
付録にも全力投球だなぁと感心していたら最後に駄目押し。
裏表紙(印刷用語で言うところの表4)掲載のカラー広告。
「家庭用原子力発電機チュルノブイリ-1型」
キャッチ・コピーは“家庭に優しい無限エネルギー”。
勿論、洒落で作った嘘広告なのですが、今見ると一層洒落になりません。
発売元は日本小型原子力発電株式会社(いかにもありそうな名前だ)。お値段は本体が131万円、核燃料棒が3本セットで13万7千円。
ラジオライフは今も昔もラジカルライフです。