
『トレンチガン!? 条約違反だぞ野蛮人め!』
手にしているのはトレンチガンの異名を持つ散弾銃、ウィンチェスターM1897。
「幼女戦記/第拾壱話・抵抗者」
中隊規模で大隊を迎え撃つことになった203部隊。存在Xの加護(いや介入だな)を受けて復讐の鬼と化したアンソン・スーVSターニャのドッグ・ファイト。

勝利よりも自爆狙いのアンソン。ターニャに当たることを恐れて発砲できなかったヴァイスに対してターニャ被弾も厭わず発砲したセレブリャコーフ。

さすが隊長の列機を務める女。役者が違います。
これを見破ったターニャは共和国・ブレスト軍港急襲を直訴するも敢え無く却下。ならば偵察名目で独断専行…しようとしましたが、参謀本部より停戦命令が。

『参謀本部より特命です。全部隊へ最優先だと』
アンソン・スーのような個人がラスボスになるのではなく、終りなき大戦という止めることのできない泥沼状況こそが試練という展開はなかなかです。

『我々は…我々は戦争を終わらせる機会を逃したんだぞ…』
存在X、間違いなく悪魔ですね(そもそも神と悪魔って同義語なのではあるまいか)。