デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

怪獣にリアルな生き物感は必要か? ネロンガ[ACRO KAIJU REMIX SERIES]

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ACRO KAIJU REMIX SERIESに待望の新作。今回のモチーフはネロンガ

 

ウルトラマン3話「科特隊出撃せよ」で登場した透明怪獣。OPのシルエットにも使われています。

 

元々は「フランケンシュタイン対地底怪獣」のバラゴン。これを改造したのがウルトラQパゴスでこれを更に改造したのがネロンガ。ここから「怪獣無法地帯」のマグラーを経て「電光石火作戦」のガボラになるというリサイクル怪獣です。

 

余談ですが、電光石火作戦のオリジナル・タイトルは「パゴス反撃指令」だったそうで、バラゴンからガボラに至る変遷に生物学的な共通項があるのかもしれません(我ながら実に適当な物言いだ)。

 

で、今回のネロンガの造型ですが…何と言うか嫌ぁな感じにリアル。


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X-PLUS「怪獣ミュージアム」シリーズのネロンガと比べてみました。同じ怪獣とは思えぬ仕上がり(笑)。

 

胸から腹にかけての皮膚感が、甲羅をはずされた亀のようであり、乾布摩擦をしているお爺ちゃんのようであり…。

 

普通に動物園にいそうな質感。怪獣にこういうリアルはいらねぇだろ、とも思いますが、どうなんでしょ、その辺り。


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正面から。その牙、歯としても武器としても全く機能しないと思うぞ。
 

造型はガマクジラアントラーに続いてデビッド・メン氏。全高33cm。税込み14,904円で20182月発売予定。

 


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