『3年前貴子と…あなたのお母さんと見つけたあの場所でいつか星を見る。
10年かかろうが20年かかろうが構わない。私だけじゃない。
3年前一緒に行った隊員のほとんどは今またここにいる。
予算は大幅に削られ、保証もほとんどなく帰って来てから生活のあてもない者だっている。
それでも集まりそれでもここにいる。この船はそういう船』
この3人のドラマも観たい!
(2018年/北川朋哉演出)
少ない人員、少ない装備、切り詰め放題切り詰めた予算…なのに何故か潤沢に運び込まれる荷物が1種類。
それはビール! ホテイビール、二番絞り、何かよく分からんがDRY。南極観測にビールは欠かせぬアイテムなのか。
計画そのものが無謀とまで言われる中、何故南極に?
『まぁ強いて言えば…今回は宇宙(そら)を見るためかな』『空?』
女子高生4人組(正確には女子高生3人とフリーター1人)にはレポーターという重大責務が。
夢か理想か弔いか。3年間の想いを胸に一堂に会した観測隊員。同行者として紹介される4人。キマリ、結月、日向とソツのない自己紹介。最後にマイクを持ったのは報瀬。
そっと背中を押す日向。
『キャッチーでウィットでセンセーショナルなリポートをしにこの船に乗り込みました!母が言ってた南極の宝箱をこの手で開けたいと思っています!皆さん一緒に南極に行きましょう!』
報瀬母(小淵沢貴子)を失ってしまったことに対して全隊員が持っている後ろめたさを一瞬で吹き飛ばした報瀬。
前半のマイナス因子を後半全てプラスに転化させるいつもながらの花田節。
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何かまた「ブログ王」の調子が良くないですね。「映画ブログ」の方にワンポチよろです。