デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

ハッピーマンデー海の日記念。『こんな海は嫌だ!』選手権(世界大会)。

海の日です。この「〇〇の日」って名前だけが形骸化して残っている感が強いですが、由来は1876年(明治9年)の明治天皇の東北地方巡幸。

それまでの軍艦ではなく、灯台巡視船「明治丸」により航海をされ、7月20日に横浜港に帰着されました。

これを記念して1941年(昭和16年)に当時の逓信大臣・村田省蔵の提唱により7月20日が「海の記念日」に制定(その後、1995年に「国民の祝日」の一つとして「海の日」に改名)されましたが、2003年(平成15年)の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)により、日付が7月の第3月曜日となりました。

いやあ、ハッピーマンデー制度とか言われた途端に馬鹿っぽさうなぎ昇りで明治天皇が彼岸の彼方。

折角なので海洋映画のランキングでも作ろうかと思いましたが、今更ここで「ジョーズ」や「ポセイドン・アドベンチャー」並べるのもアレですし、かと言って「グラン・ブルー」「海の上のピアニスト」とかは似合わないにも程があります。

近年の低予算サメ映画となると数が多すぎる上に「これだ!」というのが無いので逆に選べません。

という訳で結局「いつものかよ!」な作品に落ち着いてしまいました。偏差値貧乏曼荼羅畑、『こんな海は嫌だ!』選手権(世界大会)。エントリーは以下。

  1. シー・オブ・ザ・デッド
  2. ゾンビ津波
  3. コールドスキン
  4. レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー
  5. 海底大戦争

まずはブラジル代表。海の幸を頂きましょう(嫌だ!)。

アメリカからは馬鹿満開なこの1本を。

スペインとフランス、国民性真逆な印象のある両国が手を汲んだら…

アイスランドの海も怖い。

日本代表はこちら(「ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣」とどちらにしようか悩みましたが、比較的露出の少ないこちらで)。

 

適当に選んだら綺麗に製作国が分かれたので無理矢理「世界選手権」にしてしまいました。

優勝は…非道さが際立った(そして何より裕木奈江が出ている)「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」で。

では皆さん、海の事故には気を付けましょう(←なんてテキトー且ついい加減で心のこもっていない締めなんだ。満足)。

ついでと言っては何ですが、7月18日は光化学スモッグの日」でもあります。

1970年(昭和45年)の今日、東京都杉並区で日本初の「光化学スモッグ」が発生したそうで。

警鐘(?)の意味を込めてこの1本を(皆で主題歌を合唱しましょう)。

 

 

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★本日のTV放送【13:40~テレビ東京午後のロードショー