【私も歌うウィッチだ】連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ ♯3【命名由来はまさかの…】

『あんた達何してるの？』

『お名前考えてるの！』

『名前？』

『ウィッチのお姉ちゃん達何ウィッチーズなのかな～って』

『シンフォニー、ハーモニー、ミュージカル…ルミナス？音楽隊なのに？』

『お姉ちゃん達きらきら光ってたから』

あ、うん、光ってたね、確かに。でもあの光はね…

『ルミナス…ウィッチーズ？』

『『ルミナスウィッチーズ！』』

Luminous…光を発する。タイトル回収。美しくまとまった所申し訳ないけどあの光はね…。

「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ／第3話・優しい灯り」（2022年7月17日深夜TOKYO MX放送／加藤顕演出）

前回ジニーを発見してメンバー確保、さあ特訓！と思いきや、ジニーの姿が見当たりません。

『ジニーちゃん…今頃どうしてるかな』

『今頃はブリタニア空軍の入隊試験を受けているはずなのです』

あーそうか。音楽隊入る前にまずは軍の入隊か。もし、配属辞令が音楽隊ではなく戦闘隊だったら…。

主役不在は絵的に寂しいものがありますが、タメですよタメ。

今回の主役はアイラ（・ペイヴィッキ・リンナマー）少尉。

グレイス（少佐）、エリー（軍曹）と共に近隣の土地所有者に使用許可を頂きに。

最初「ウィッチーズ＝ネウロイをやっつけてくれる人たち」と思って破顔していた地主様ですが、アイラたちが「戦わない（歌う）ウィッチーズ」と知ってあからさまに落胆。

かつて最前線で活躍していたエース・ウィッチであるアイラにとってそれは屈辱。

『ねぇアイラ。お土産にもらったクッキーおいしいね！』

エリー、いつも何か喰っているな。3話にして色々とキャラ設定が固まってきました（エリー＝空気読んでるけど敢えて無視な喰いしん坊）。

音楽隊のレッスン初日はグレイス班、エリー班、アイラ班の3分割で。

アイラ班を熱烈志願するミラーシャですが編成はクジ決め（そして見事引き当て。はしゃぐミラーシャ見て抱腹絶倒のエリー。見事なアンサンブルです）。

グレイス班、いのり&シルヴィは発声練習。問題なし。

エリー班、マナ&ジョーはストレッチ。問題なし。

アイラ班、ミラーシャ&マリアもストレッチ。指先とつま先が遠距離恋愛。

なまりすぎの肉体に呆れたアイラは急遽飛行訓練（脳筋ウィッチーズです。脳筋魔法少女・桃と気が合うと思います）。

飛行が苦手で人一倍の睡眠を必要とするマリアは翌日ヘロヘロ。構わず飛行特訓を続けるアイラに従うものの体力限界。魔法力も尽きて墜落。

『マリアは頑張ってます！だけど…頑張ったってどうにもならないことだってあるんです！』

憧れのアイラに意見具申してしまうミラーシャ。自分もどう頑張っても射撃が上達しなかったから分かる「持たざる者の苦悩」。

怪我で魔法力さえ失わなければ、まだまだ自分だって戦える。歌うウィッチになる必要なんかなかった。アイラの「失った者の苦悩」が先走った結果。その間違いに気づいてその場を去るアイラ。

ウルトラ気まずい雰囲気に包まれた所に

『やあ！みんな久しぶり～…あれ？』

ブリタニカ空軍の制服に身を包んだジニーが合流。たった一言で崩れかけた空気を浄化。これぞ主役の底力。

魔導波受け専という片手落ちナイトウィッチのため戦闘部隊には配属されず。飛行経験もないから、訓練所（音楽隊のお隣施設）でストライカー装着練習してこいと。

いのりはジニーがエリート路線を歩むと思っていたのでちょっとショック、でも、一緒にいられるのは嬉しい。

『じゃジニーも来たことだしレッスン続けようか』

『鬼ですか？あなた』

いい味出してますエリーさん。

エリーのレッスンは「皆で村まで行って公開練習」。《地獄の訓練》かよ。正に鬼。

村人から奇異の目で見られガッチガチのメンバーでしたが、好奇心満開で寄って来る子供たちにほぐされて歌って踊って。