デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

【あれ…?】チェンソーマン #5【…こんなもん?】

念願の 胸を揉んではみたけれど この虚無感は 予定と違う。

約束通りパワーの胸を三揉みさせてもらったデンジ(最初のひと揉みはパット越しのおっぱい詐欺でしたが)。

夢は叶った。しかし…。

『 色々言いてぇ事はあるけど…あれ…? …こんなもん?』


これは童貞を捨てた時とか、インドを放浪してガンジス川に浸かった時(いや、行った事ないですけどね、インド)とか「世界観が変わると思ったのに何も変わらなかった」なんて経験をされた方ならよっく分かる感想ですね。

虚無、索漠、寂寥。夢は追いかけている時にだけ存在する。もぬけの殻になったデンジに新たな夢(餌とも言う)を与えたのは、マキマ。

チェンソーマン/第5話・銃の悪魔」(2022年11月8日深夜テレビ東京放送/高田陽介演出)

コウモリの悪魔討伐の後始末(公務員の主業務。書類作り)を木偶人形のように処理するデンジがマキマに心情(初めて胸を揉んでみたら、大した事なかった)を吐露。

『デンジくん、えっちな事はね、相手の事を理解すればするほど気持ちよくなれると、私は思うんだ』

最初は手。指を絡め、頬に当て、耳に触れさせ、最後は口に…。

『指を噛まれたことはある? 覚えて。デンジくんの目が見えなくなっても、私の噛む力で私だって分かるくらいに…覚えて』

マーキングされた手はそのままマキマの胸へ(これまでの苦労は何だったんだ!?)。

『デンジくん、お願いがあるんだけど…いいかな?』


デンジを転がすなんざ朝飯前ですマキマさん。

『銃の悪魔を倒して欲しいの』

銃の悪魔。13年前、米国に出現、5分弱で120万人(アキの家族含む)を殺して消失。今日に至るまで行方知れず。世界中のデビルハンターが倒したいと思っている最凶の悪魔。

『もしもデンジくんが銃の悪魔を殺せたら、私が君の願い事、何でもひとつ叶えてあげる』

衝撃的申し出にオウム返し進次郎構文(Aって事はAって事ですよね?)で確認をするデンジ。

今、新たな夢と目標が生まれました。

事務処理終わって本業。ホテル内に潜伏している悪魔(銃の悪魔の肉片喰らって強大化している)を退治するために集まった公安対魔特異課の面々(総勢6名)。

仕事の前にコウモリ討伐の褒美くれ、と駄々を捏ねるデンジに姫野(アキのバディ)がひと肌脱いだ提案を。

『今回の悪魔を倒した人には、何と!私がほっぺにキスしてあげまーす!』


一瞬たじろぐデンジですが、その胸には「えっちなことは理解しあった人間同士でするから気持ちがいい」というマキマの箴言が刻まれたばかり。

『名前も知らないあんたの唇には興味ないね』

『へー。じゃあ、デンジくんが悪魔を倒したら、ベロ入れたキスしてあげる』

前言撤回。ノリノリでホテル突進(ホント、チョロイなデンジ)。

8階でザコ悪魔1匹倒しましたが、銃の悪魔の肉片反応は無し。

9階に移動したら、そこは8階。

対魔特異課新人の荒井が階段駆け下りると下のフロアもまた8階。

おっとこいつは無限階段。つまり、このホテルは


友引高校になったって事ですね。

おまけ

もうひとりの対魔特異課新人・東山コベニ。ビビりまくる表情が何とも言えません。


この中で何人が生き残るのか(と言うより誰が最初に死ぬのか)。



 

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★本日11月10日はデビルならぬデーモン閣下(-98038年)の誕生日(おめでとうございます!)

「35++執念の大黒ミサツアー」も絶好調のようで何よりです。

今回はデビュー前の思ひ出を。