
会社近くのローソンに行きましたら、雑誌売り場にただならぬ緊張感が。
店員が二人、虫取り網を円月殺法のように斜め下に構えて、マガジンラックの下を睨みつけておりました。
恐らく、雑誌什器の下に「何か」がいるのでしょう。殺虫剤では倒せない何かが。
「何か」を扱った映画はたぁくさんありますが、強く印象に残っているものと言えば、
「燃える昆虫軍団」(1975年/ジュノー・シュウォーク監督)
羽をこすり合わせて発火する人騒がせ昆虫が大量発生、大規模パニック・ムービーかと思いきや、後半はキ●ガイ博士の一人芝居というナイスな構成。
燃える昆虫とゴキブリを掛け合わせてハイブリットを作ったら、高飛車にもモジモジくんでコミュニケーション、というなんじゃそりゃな展開が素敵です。
監督は「ジョーズ2」とか「スーパーガール」とか撮ってるくせに、「ある日どこかで」みたいな味のあるラブロマンスも撮っちゃう変な人。
昔はヤノット・シュワルツって表記だったのですが、いつの間にかジュノー・シュウォークになってました。カブリック→クーブリック→キューブリックみたいなものでしょうか。