デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

デキる上司は「任せる・消える」。エグゼクティブ・デシジョン

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個人的見解ですが、会社で若手(中堅)社員が一皮剥けるきっかけは、有能な先輩(上司)の異動・退職だと思っています。

「任せる勇気」「消える覚悟」はデキる上司の要件かもしれません。

 


ワシントン行き旅客機をテロリストがハイジャック。荷物の中には東海岸人口の半分を殺せるガス兵器と時限爆弾が。

情報局の人間とコンピュータ技師という民間人をサポートにつけた特殊部隊がステルスで旅客機に接岸するも不足の事態で、リーダー死亡、爆弾処理係重症。さらに通信機喪失。

指揮系統を欠き、技術者が動けず、連絡もとれない。このまま米領土に入れば旅客機ごと撃墜必至。

おまけに起爆装置操作者が乗客に紛れている事が判明して「下痢腹に浣腸」。この鬼状況の中で、爆弾解体・機内制圧というミッション・インポッシブルが展開されます。

情報局の役人にカート・ラッセル(似合わねぇ)、特殊部隊リーダーにセガール親父、強気なFAにハル・ベリー(若い!)という豪華面子。

コンピュータ技師役のオリバー・プラットはこの後出世して「2012」年の大災厄にも立ち向かっていますね。

セガールを欠いた特殊部隊を率いるジョン・レグイザモ、重症を負った爆弾処理係の代わりに時限装置解体に挑むオリバー・プラット、そして死んだパイロットの代わりに着陸を試みるカート・ラッセル・・。

元々セガールは(製作者の一人として販促に貢献するための)ゲスト出演だったようですが、うまい手を考えたものです。