『おはようフェルプス君~そこで今回の君の指名だが~例によって君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。尚このテープは自動的に消滅する。成功を祈る』
ご存知「スパイ大作戦」の司令テープ。吹き替えていたのは大平透さん。
音楽はラロ・シフリン
俳優・声優の大平透さんがお亡くなりになりました。
2016年4月12日。肺炎。86歳。
「グズラ」「ハクション大魔王」「笑ウせぇるすまん(喪黒福造)」テリー・サヴァラス各種などでお馴染みですが、印象深いのは上記「スパイ大作戦」、「マグマ大使」のゴア、そして「スターウォーズ」のダース・ベイダー。
特にゴアは「表情の動かないぬいぐるみの動きと吹き替えのタイミングが合わせづらい」と、自ら申し出てゴアの着ぐるみを着け、これを演じている(Wikipedia)というこだわりを見せています。
今回、WIKI読んで知りましたが、“1955年「まんが・スーパーマン」で日本のテレビ史上初の日本語吹替えを行う。当初は録音をせずに生放送の生吹替えで1人5役(スーパーマンの恋人ロイス・レーンを含む)を演じ分けていた”そうです。
生? 5役? ロイス・レーンも?(←もうどこに突っ込んでいいのか分からない)
また一人、余人をもって替え難い人材があっちの世界に逝ってしまいました。
ご冥福をお祈りいたします。