
『ようこそいらっしゃいました、アルカンレティアへ!』
人生で一番大事なものが“自由”だとしたら、その対極にある概念が“宗教”なのではないだろうか(←個人の意見です)。
故に“宗教の自由”という言葉ほど矛盾しかつ胡散臭いものはない(←個人の意見です)。
かつて一人暮らしを始めた翌日の朝イチにおばさん二人組が聖●新聞の勧誘にやってきた日の事を思い出してしまいました。
「この素晴らしき世界に祝福を!2/第8話・この痛々しい街で観光を!」(2017年3月1日深夜TOKYO MX放送/いわもとやすお演出)
残念無双なマッチポンプ(ダクネスが呼び寄せた走り鷹鳶の群れを撃破して感謝され、アクアが呼び寄せたアンデットを浄化して感謝され…)の末、ようやく目的地、水と温泉の都アルカンレティアへ到着。

しかしそこは、“変わり者が多いので近づかないのが得策”とまで言われるアクシズ教徒の巣窟、アクシズ教の総本山なのでした。
観光客相手に勧誘、勧誘、また勧誘。

ある時はストレートに、ある時は小芝居で、またある時は粗品攻撃で。
『この洗剤持ってって!アクア様のご加護を受けてるからどんな汚れだってすぐ落ちるし体にも全く害がないの。この洗剤飲めるの!』
粗品といえば洗剤ですよね。
『私実は占いが得意なんです。今占いの結果が出ました!このままではあたなに不幸が! でもアクシズ教に入信すればその不幸が回避できます!ここは入っておきましょう!』
『不幸ならいま遭遇してる!放せ!』
根拠のない脅迫も常套句ですね。
遂にはいたいけな幼女まで狡猾なテクニックを駆使して…。

恐るべし宗教。
昔、激安パック旅行でスペインに行った時、絢爛豪華なキリスト教建築を前にしてガイドさんがキリスト教の拝金主義を滔々と批判しておりました。
首肯する所大ではありましたが、パック旅行の解説としてはどうよ?と思いました。
さて、来週こそ温泉に入って(混浴ラッキースケベに遭遇して)欲しいものですが…。