俳優のソニー・ランダムがお亡くなりになりました。
8月17日。鬱血性心不全。76歳。
ソニー・ランダムという名前を聞いてぱっと顔が思い浮かぶ人は少ないと思いますが、「プレデター」(1作目)のビリーと言えば「ああ!」となる人は多いのでは。
ダッチ(シュワルツェネッガー)率いるコマンド部隊の中でいち早く捕食者の存在を察知、近代兵器を投げ捨て大型ナイフ1本で迎え撃ったネイティブ・アメリカン。
結果は瞬殺でしたが、あの“戦うために生まれた”者通しの連帯感にも似た覚悟は実にかっちょ良かったです。
今年76歳という事は「プレデター」撮影時は45歳くらいだったのか…。
この作品の前は「ウォリアーズ」「サザン・コンフォート」「48時間」とウォルター・ヒル作品に連投しておりました。
左「ウォリアーズ」、右「48時間」
ご冥福をお祈りいたします。
そしてもうひとり、戦いを職業とした男がこの世を去りました。
格闘家、ドン・中矢・ニールセン。
8月15日。感染症からの腎不全の手術中の心臓発作。57歳。
86年10月9日両国国技館で行われた前田日明との戦いで一夜にして全国区の名前になったシンデレラボーイ(前田もこの一戦で「新格闘王」の称号を手中に)。
1993年に引退してからはバンコクでカイロプラクティック院を開いておりました(壊す側から癒す側へ)。
併せてご冥福をお祈りいたします。
右:前田とメンチを切りまくるドン・中矢・ニールセン。