『気づいたんだ。多分俺は…ただフランクスに乗りたかったんじゃない。俺は…君“と”乗りたかったんだ!』
『ボク“に”乗りたいんだ?』
この一文字の違いは大きいですね。
ヒロとゼロツーの出会いから搭乗、初陣、撃破までをきっちり描いた完璧な第1話を引き継いだ2話は溜め回(ヒロがイチゴと搭乗するもフランクス一瞬しか起動せず)。
続く3話も溜め回(ミツルがゼロツーと搭乗するがゼロツーに精気吸い取られてボロボロ)。
ヒロとゼロツーの合体はお預け続き。しかもこの間、ヒロが仲間からディスられ放題なので、結構イラっとします。
一応、2話の嫌われ役ゾロメは3話で「実はパートナー想いの良い奴」というフォローが入り、3話でヒロに対抗意識剥き出したミツルは4話で「でかい口もきくが根性も責任感もある奴」というフォローが入って、少しずつチームとして色あいを強めていく演出にはなっています。
なので、まず4話まで一気観する事をお薦めします。
ヒロは「やはりゼロツーでないと…」、ゼロツーは「やはりダーリンとでないと…」。
特にヒロはゼロツーの“バートナー殺し(ゼロツーと3回搭乗したパートナーは必ず死ぬ)”という噂を踏まえて尚、ゼロツーのパートナーになる事を願う(それ以外に自身が存在する意義を見出せないから)。
連行されるように去っていくゼロツーを追うヒロ。セキュリティドア越しの告白。
ああ、「卒業」ですね。
『君に初めて会った時、君の事を綺麗だと思った!自信に溢れ、堂々としていて…傷付いても…構わず叫竜に立ち向かう君が美しいと思った。ウジウジしていた俺も…君と一緒なら空を飛べるんじゃないか―そう思えたんだ!』
ヒロの元に走るゼロツー。追手を振り切ってストレリチアへ。
『準備は良い?』『ああ…大丈夫。ゼロツーとなら…やれる!』
《さあ、飛ぼう!ダーリン!》
遂に合体! 発進、飛翔。
『この感覚…君の中に広がっていく!境界が分からなくなっていくような…でも、嫌じゃない!』
あ、今回、絵コンテ切ってるの摩砂雪さんなんだ…。
圧倒的な“手描きアクション”で叫竜を一蹴。ようやくお話にひとつの区切りがつきました。
さて、次回からどの方向に転ぶのか…。
おまけ~今週の迫る女二態
ココノツ(チューされんのかと思った!チューされんのかと思った!チューされんのかと思った!)
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