デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

さあ、飛ぼう! ダーリン・イン・ザ・フランキス ♯2-4

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気づいたんだ。多分俺はただフランクスに乗りたかったんじゃない。俺は君“”乗りたかったんだ!


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ボク“”乗りたいんだ?
 
この一文字の違いは大きいですね。
 
2018120-23BS11放送/錦織敦史監督)
 
ヒロとゼロツーの出会いから搭乗、初陣、撃破までをきっちり描いた完璧な第1話を引き継いだ2話は溜め回(ヒロがイチゴと搭乗するもフランクス一瞬しか起動せず)。
 
続く3も溜め回(ミツルがゼロツーと搭乗するがゼロツーに精気吸い取られてボロボロ)。
 
ヒロとゼロツーの合体はお預け続き。しかもこの間、ヒロが仲間からディスられ放題なので、結構イラっとします。
 
一応、2話の嫌われ役ゾロメは3話で「実はパートナー想いの良い奴」というフォローが入り、3話でヒロに対抗意識剥き出したミツルは4話で「でかい口もきくが根性も責任感もある奴」というフォローが入って、少しずつチームとして色あいを強めていく演出にはなっています。
 
なので、まず4話まで一気観する事をお薦めします。
 
ヒロは「やはりゼロツーでないと…」、ゼロツーは「やはりダーリンとでないと…」。
 
特にヒロはゼロツーの“バートナー殺し(ゼロツーと3搭乗したパートナーは必ず死ぬ)”という噂を踏まえて尚、ゼロツーのパートナーになる事を願う(それ以外に自身が存在する意義を見出せないから)。
 
しかし、ゼロツーには本部より前線帰還命令が。
 
連行されるように去っていくゼロツーを追うヒロ。セキュリティドア越しの告白。
 
ああ、「卒業」ですね。
 
君に初めて会った時、君の事を綺麗だと思った!自信に溢れ、堂々としていて傷付いても構わず叫竜に立ち向かう君が美しいと思った。ウジウジしていた俺も君と一緒なら空を飛べるんじゃないかそう思えたんだ!
 
ヒロの元に走るゼロツー。追手を振り切ってストレリチアへ。
 
準備は良い?』『ああ大丈夫。ゼロツーとならやれる!


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さあ、飛ぼう!ダーリン!
 
遂に合体! 発進、飛翔。
 
この感覚君の中に広がっていく!境界が分からなくなっていくようなでも、嫌じゃない!
 
何か全てが溶け合い境界線の曖昧になったLCLの海にいるシンジとレイみたいですね。
 
あ、今回、絵コンテ切ってるの摩砂雪さんなんだ…。
 
圧倒的な“手描きアクション”で叫竜を一蹴。ようやくお話にひとつの区切りがつきました。


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さて、次回からどの方向に転ぶのか…。
 
おまけ~今週の迫る女二態
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 ココノツ(チューされんのかと思った!チューされんのかと思った!チューされんのかと思った!



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