ブラック・サバスのバンド名の由来になったというイタリアン・ホラー。
「ブラック・サバス/恐怖!三つの顔」
(1963年/マリオ・バーヴァ監督)
頭が3つある怪人の話ではありません。3話から成るホラー・オムニバスです。
色っぽいお姉さんとお洒落な装飾の第1話。
色っぽいお姉さんとお洒落な装飾の第2話。
第3話「一滴の水」は、老婆の死体から指輪を盗んだ看護師が、婆さんの霊に報復されるお話。
色っぽいお婆さ…嘘です。何かパズズ入ってますね。
凝ったセットに耽美な色彩と見所はありますが、流石に今の目で見ると退屈。
3話で90分なので1話ざっくり30分弱なのですが、それでも長く感じます(ごめんよ、バーヴァ)。
ただ、3話終了後のボリス締めの挨拶が「蒲田行進曲」な感じで微笑ましい。ホラーの最後で和ませてどうする?という人もいるでしょうが、このカットのおかげで救われた気はしました(むしろここしか覚えていない)。
それでは皆さん、ごきげんよう。ひゃっはー!
お茶目なボリスもいいものです。
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