あ、アンソニー・エドワーズ(写真右下。ERのグリーン先生)に毛がある!
それ、ヅラっすよね。本当のヅラ刑事だ。ちょっとエドワード・ノートンみたいじゃないっすか。でも何故今更ヅラなんか。ああ、駄目だ気になって集中できない!
「ゾディアック」
(2006年/デビッド・フィンチャー監督)
68年から74年にかけてサンフランシスコで5人が殺されたゾディアック事件に翻弄された人々を描く実話系群像劇。感想は一言。
「うわあ、つまんねえ」
なんせ未解決事件なので、犯人の逮捕も特定もできません。当然、犯人の人間像に肉薄することもできず、追う者と追われる者の距離感がぼやぼやぼ~。
しかも、未解決(=映画的カタルシスゼロ)のくせに157分!長い、長すぎる!
同じ未解決事件でも、これならまだ「殺人の追憶」(2003年/ポン・ジュノ監督)の方が、キャラ立ちまくりの刑事(デブのくせに木戸ばりの高打点ドロップキックをかますソン・ガンホとか)が無駄に大暴れする分「映画的に」面白かったのではないかと。
久々のフィンチャー映画でしたが収穫はA・エドワーズのヅラだけでした。