Who are you guys?
We're the Sci-Fi club.
これもひとつの“名乗り”ですね。そう、ヒーローはいつだってギーク。
「悪魔の毒々パーティ」(2008年/グレッグ・ビショップ監督)
昨日ご紹介した「学園ホラー15選」にもランクインしていた“青春映画”。
“悪魔の毒々”を冠してはいますがトロマとは無関係。ただ、舞台が原発の城下町(?)になっているあたり「悪魔の毒々ハイスクール」リスペクトを感じさせます。
プロムの夜にゾンビが湧き出て大騒ぎ、というストーリーに何の捻りもありませんが、あちこちツボは押さえています。
冒頭、蘇ってくる死者を黙々と“処理”する墓守は「デモンズ95」への目配せでしょうか。
一番の見せ場はゾンビの登場シーン。“這い出す”ではなく“飛び出す”。
次々に棺も地面もぶち破って飛び出し、そのままの勢いで全力疾走。この夜の大運動会には痺れました(エンドタイトルにスタントマンが大量クレジットされています)。
軍オタが混じっているのもお約束(体育教師。銃器はもとよりネットオークションで手に入れたプラスチック爆弾まで所持)。
本来、プロムなんてお呼びじゃない負け犬連中が、血の雨降らせながら、各々の想いを遂げてゆくという展開も青春仕様でいい感じ(一組は文字通り“互いに貪りあう”アダルトな関係に!)。
名誉トロマの称号を与えたくなる“爽やかバカな”ゾンビ映画です。
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