2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
『ゾッドは信頼できない。 問題は…地球人も信頼できないことです』 Zod can't be trusted. The problem is, I'm not sure the people of Earth can be either.人は理解できないものを本能的に恐れます。 異能の力を抱えた宇宙人の苦悩。 「マン・オブ・ステ…
「すっげー恐ろしいホラー映画」が知りたくて「TELLIBLE MOVIE RANKING」で検索かけたら「ALLTIME WORST」がわんさか引っかかってきました(笑)。TERRIBLEって“恐ろしい”じゃなくて“出来が酷い”って意味なのね。折角なので、いくつか覗いてみましょうか。ま…
「山よりも高い波が立つ冬の日本海のように、北陸の男たちは荒々しく激しい気性を内面に秘めている。福井は石川・富山を合わせた北陸3県の中でも、商工業が栄える都市として、古くからやくざ者の数が多く、絶えず縄張り争いを繰り返し、凄惨・苛烈な抗争事件…
本日6月27日は「演説の日」。1874年(明治7年)のこの日、慶応義塾の三田演説館で日本初の演説会が行われたそうです。三田演説館は「日本が欧米と対等の立場に立つ為には演説の力を付けることが必要」と説いた福澤諭吉が私財を投じて建てたもの。演説は映画…
『何で毎日閉じこもって“引きニート”なんかやってたの?』 Why did you seclude yourself every day and act like such a shut-in NEET?『引きニートはやめろ、クソビッチ。引きこもりとニートを足すな』 Stop calling me a shut-in NEET, you bitch! Don’t …
ウルトラ警備隊のポインター、バットマンのバットモービルなどドラマ/映画のオリジナル車体はデザイン性に優れ、コレクターズアイテムとしては横綱クラス。半面、作品に登場した既存車両は派手さこそ薄まりますが、こだわり指数が上がって更にマニアックに…
本日6月24日は「UFOの日/空飛ぶ円盤記念日」です。1947年(昭和22年)のこの日、アメリカの実業家ケネス・アーノルドが自家用機で飛行中にコーヒー皿のような謎の飛行物体を目撃しました。目撃例第1号記念日という訳です。UFOはSF映画の華。そのデザイン1発…
アメリカンカルチャー誌「Lightning」が「観るべき戦争映画」(ストレートに戦争映画と言うと企画が通らないので、誌面上は便宜的に「オトコ映画」)10選を発表しました。 https://funq.jp/lightning/article/594858/おお、これはいっちょ噛みしておくべぇと…
It's beautiful... 今から10分前、巨大な隕石が北大西洋を直撃。衝撃が北米大陸の東海岸と西アフリカに到達し、既に西ヨーロッパは消滅。カナダ、メキシコ、中央アメリカも。熱波は一路オーストラリアへ。人類に残された時間はあと12時間。 「ファイナル・ア…
『ラジオって、このまま滅んでいくもんだと思っていたけど…結構凄ぇな』ラジオ局の就職希望者、増えるんじゃないでしょうか。コロナ禍にあって一度も立ち止まらなかった業界アニメが堂々最終回。最後のネタは…北海道大震災。 「波よ聞いてくれ/第12話・あな…
カナダとは一味違うアイルランドの寒々しさとJホラー・リスペクトが“いい感じ”に融合した地味ホラー。 「運河の底」 (2014年/アイヴァン・カブァナー監督) Amazon Primeには「運河の底」というタイトルがついていたのですが、どうも一般的にはNetflix配…
昨年、最新アルバム「フレッシュ・アンド・ブラッド」を発表、68歳の意地を見せつけたデヴィッド・カヴァーデイル@ホワイトスネイク。ホワイトスネイクは「えいや!」でぶった斬ると初期ブルース・ロック時代(1977~1982)と中後期ヘヴィメタル時代(1983以…
ブルース・リー生誕80周年を記念して7月3日から開催される「ブルース・リー 4Kリマスター復活祭2020」。上映タイトルは「危機一発」「怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」のゴールデン・ハーベスト作品4本。企画の目玉は何と言っても「マイク・レメ…
仕組まれた事故と襲撃で妻と全身の感覚を失ったグレイ。生涯車椅子の定めを捻じ曲げたのは1枚のチップ。それはAI。名はSTEM。STEMの肉体制御によって再び動くことが可能になったグレイ。想定外だったのはSTEMが自我を持っていた事。 「アップグレード」 (20…
17年ぶり、まさかの「マトリックス4(仮題)」にネオ役で復帰(相方は勿論トリニティ、キャリー・アン・モス)することになったキアヌ・リーヴス。17年間で最も劇的な変化はラリー&アンディのウォシャウスキー兄弟がラナ&リリーのウォシャウスキー姉妹にな…
『私は知っている…。ストレスが許容量を超えたり、何か悲しいことがあったりすると、瑞穂は包丁を一心不乱に研ぎだす事を。 このままでは包丁が備前長船を超えてしまう』リスペクトを超えた感情を抱いている放送作家・久連木(くれこ)が藻岩山ラジオ局を去…
本日6月14日はプロレスファンにとっては思い出深い暴動記念日。第2回IWGP優勝戦のあった日です。そもIWGPとは何ぞや。池袋ウェストゲートパークの略では勿論なく、International Wrestling Grand Prixの頭文字。「世界中に乱立するベルトを統合し、世界最強…
悪霊に憑りつかれた色ボケソファが凶行祭り。 「キラーソファ(の予告編)」 (2019年/バーニー・ラオ監督) ニュージーランド映画というとピーター・ジャクソンですが、ピージャク以外にも「アグリ」「BLACK SHEEP」「デモンズ2001」といった(未公開or小…
ポルターガイストは“騒々しい幽霊”と訳されるだけあって、力業の物理攻撃が実に映画的で絵になる怪奇現象です。必然的に鎮める側も悪魔祓い的剛腕を駆使することになるので、エンタメ感もUP。それだけだと安っぽくなってしまうので、ここに家族愛と夫婦愛を…
SWEETのオリジナル・メンバーにしてベーシスト、ボーカリストのスティーヴ・プリーストがお亡くなりになりました。6月4日。死因非公開(アンディ・スコットによれば近年あまり良くない状態だったそうです)。74歳。コーラスが美しいグラム・ロック・バンドSW…
本日6月10日は「時の記念日」。1920年(大正9年)に東京天文台(現:国立天文台)と生活改善同盟会が制定しました。タイムと言えばトラベル、スリップ、リープ、そしてリミット。限られた時間で歴史を変える。時の記念日記念。私的≪時をかける老若男女≫BEST8…
本日6月9日は「ロックの日」。音楽のロック(Rock)の日でもありますが、鍵のロック(Lock)の日でもあります(日本ロックセキュリティ協同組合が制定)。音楽ネタは誰かがやりそうな気がするので、反メを張って鍵ネタを。「鍵」が小道具になっている映画と…
「俺ガイル」が終わり、「このすば」が完結し、今度は「ぼく勉」。迎えた結末はうるかエンド。前巻で大きくうるかルートに舵を切っていたので当然の帰結ではありますが、まさかこれがトゥルーエンドではなく「1周目クリア」に過ぎなかったとは…(今回は色々…
『加工豚、加工猿、仕事だ。20分後に調整室に来てくれ』 『誰、今の?』 『かつては音の代将軍と呼ばれ、今では局内で不遇を託っている音効だよ』 『あの伝説の二人がついに…』 誰も本名を知らない(人事、ちょっと来い)伝説の音効技師、見参! 「波よ聞い…
『18年前、父が邪魔をしなかったら、お前はとうの昔に私の花嫁になっていたのだよ』おいおいおい、18年前ってこの子まだ5歳だぞ。5歳の幼女を嫁にしようとしていたのか。100歩譲って18年前に未来の花嫁として見初めたという意味だとしても、やっぱり相手は5…
所謂「家モノ」ホラーの中でも「洋館モノ」は、純和風な「屋敷モノ」とは一線を画しながら、西洋に憧れる日本人の心情を反映しているという意味で「1周回って純和風」なジャンルと言えるでしょう(すまん、自分でも何を言っているのか分からない…)。音楽は…
本日6月4日はブルース・ダーン84回目の誕生日です!(1936年生まれ)普段、追悼文ばかり書いているので誕生祝いは実に新鮮(誕生日のお祝いしたのってイーストウッドくらいじゃないか)。政治家ジョージ・ヘンリー・ダーン(フランクリン・ルーズベルト政権…
惨劇に不可欠なもの、それは血。首を絞めたり一服盛ったりも惨劇ではありますが、何か物足りません。鮮血という装飾があって初めて事件が惨劇に昇格するような気がいたします。となれば必要なのは流血を演出する小道具。「悪魔のいけにえ」のチェンソー、「1…
『また殺し屋の話ですか?勘弁してくださいよ。殺し屋なんて実際にいやしねぇんだから。大体、日本じゃ殺し屋商売が成り立つ訳がないですよ。警察もあれば法律もある。第一、ピストルを持つ事自体が銃砲等所持令第1条って奴に引っかかるんです。違反すれば3…
『分かってるのね?』 『分かってる。神様みたいに軽いものが銃の先っぽに止まったんだ。それだけだ』Taste of Cinema選出のThe 30 Best Japanese Cult Films of All Time第3位。ハードボイルドとアートとコメディを混ぜる前にぶちまけてしまったカルトの先…