2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
過去と経緯を知る男、ヴェルナー・フランク(後のフランクス博士)。 ひとつ昔話を語ろうか…。 「ダーリン・イン・ザ・フランキス/第19話・人ならざるモノたち」(2018年5月26日/原田孝宏演出) タイトルだけ見ると「人の造りしもの」を思い出してしまいま…
7月から始まる第3期。2期終了時の予告によれば、3期のゴールは海。 壁の中の戦いに決着をつけ、遂に海を見ることになるエレン達。しかし、海はゴールではなく、本当の世界に繋がるスタートライン。 更なる地獄を見る前に、まずは2期のおさらいを。 「進撃の…
TVM版「クロウ」シリーズのマーク・ダカスコスが初監督。マニラを舞台にどっかんどっかんと聞いて「撮影許可って何?」な大暴れを期待したのですが、出てきたのはびっくりするくらいキレのない低予算アクションでした。 「ショウダウン 不死身の弾丸」(201…
《お願い…助けて…岡部…!》 何者かに乗っ取られアクセス不能となったアマデウス紅莉栖から届いた救援信号(「岡部さん」ではなく「岡部!」と言っているのが緊急性と信頼感を同時に表現していて良い)。 そして発動するリーディング・シュタイナー。 がたり…
言語との相性…どうしてフランス語と自分はこんなに相性が悪いのだろう。持って回ったフランス語の独白が聞こえた瞬間に走るこの嫌悪感は何だ。続いて“♪HOME IS NOT A HARBOR(家は優しい港じゃない)”と思わせぶりな歌詞を声張り上げて歌う主題歌(これは英…
詩情豊かなダークファンタジーだった1作目、時空をかっ飛ばしてトンデモSF超大作になってしまった2作目。 さて、完結編となる3作目はどうなったかと言うと… 「ハイランダー3/超戦士大決戦」 (1994年/アンデイ・モラハン監督) ラッセル・マルケイは…
『私は今自由に電気をつけてる!昨日はよく分かってなかったけどここが私の部屋なんだ!ちゃんと家みたい!』 家だよ。そして店だ。 ようこそ斉藤家へ。ようこそ来々軒へ。 「ヒナまつり/第7話・看板娘アンズ始めました」 (2018年5月18日深夜BS11放送/名…
『目先に囚われるな。我らの理念、その先に待つのは諸君らを閉じ込めている頑強な殻からの開放だ。肉体というな…』 いやもう“人類補完計画”でいいじゃないですか。 「ダーリン・イン・ザ・フランキス/第18話・桜の花が咲く頃に」 (2018年5月19日BS11放送…
かつて、あの重々しき歌に送られた戦士達。 故国を守る誇りを、厚い装甲に包んだアーマード・トルーパーの、ここは、墓場。 無数のカリギュラ達のギラつく欲望にさらされてコロッセオに引き出されるウドの 街の剣闘士。魂無きボトムズ達が、ただ己の生存を…
『そう…。(椎名かがりが)見つかったの』(桐生萌郁) な、なんだその不穏なつぶやきは…。 『ちょっとヤボ用があってな』(Mr.ブラウン) な、なんだよ、ヤボ用って…。 「シュタインズ・ゲート ゼロ/第6話・軌道秩序のエクリプス」 (2018年5月18日BS11放…
西城秀樹さんがお亡くなりになりました。5月16日。急性心不全。63歳。 山のようなディスコグラフィから好みの1曲を選ぶなら、オリジナルなら「ブルースカイブルー」、カバーなら、 「ナイトゲーム」(1983年6月1日発売) グラハム・ボネットの「孤独のナイト…
「サスペリアをハリウッド・リメイク? ちょっと待て!」という記事を上げたのが丁度10年前。 てっきりお蔵入りお宮入りで永久封印だと思っていたのですが、しっかり撮っていました。 監督はデヴィッド・ゴードン・スミスからルカ・グァダニーノに、主役も…
ちと出遅れてしまいましたが、女優マーゴット・キダーがお亡くなりになりました。 5月13日。モンタナの自宅にて。死因不明。69歳。 マーゴット(Margot)というのは実は誤読でtは発音せずマーゴーというのが正しいらしいです(ランナウェイズのCHERRY BOMB…
アーティストさんが“独自の解釈と見解”で怪獣を表現するACRO KAIJU REMIX SERIES。最新作はゴモラ。 ウルトラマンは言うに及ばず、「80」「パワード」「マックス」「メビウス」「大怪獣バトル」「ギンガS」「X」など手を変え品を変え登場した人気者。 怪…
『仕事…私もやる』 『別に気を遣わなくもいいんだよ』 『ううん、仕事してお金貰うからご飯食べられるんだもん』 『それは誰かに教わったのかい?』 『やっさんが教えてくれた…』 『アンズちゃんの中にはちゃんとやっさんの教えが生きてるんだ』 『えっ…私…
『…人間になりすます者め』 前回、ラストカットでチラっと映った叫竜の姫(クレジット見るとコードネーム001。中の人は釘宮!)。 人間になりすまし者とは姫の元に(降伏勧告のため)派遣された七賢人(パパ)のひとり(当然、降伏勧告なぞ聞く耳持たずその…
Tell me about the mission. Did you see anything unusual? (その作戦について話してくれ。何か変わったものを見なかったか?) Like an ALIEN you mean? (エイリアン…みたいな?) プレデター・シリーズの最新作「THE PREDATOR」の予告編が公開されまし…
『前へ進みます。今日が俺の明日です』 南部贋作が育てた男、アラガキとジョー。 『前のめりになるな!後ろに逃げるな!前に5、後ろに5だ。今がどんなに辛くてもその姿勢さえ崩さなけりゃ必ずおめえの明日はくる。明日のため…明日のためだぜアラガキ』 明…
鈴羽と共に未来からやって来、1998年のラジオ会館で生き別れとなった(未来での)まりゆの義娘、椎名かがり。 生きていれば21歳のかがり捜索を請け負ったのはα世界線では災厄の女・桐生萌郁! 岡部動揺。鈴羽『あ…』(察し)。 かがりの登場とレギュラーメン…
エルマンノ・オルミ監督がお亡くなりになりました。 5月5日。イタリア北部アジアーゴの病院で妻と子どもたちに看取られながら。享年86歳。 オルミ監督と言えばやはり1978年度カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「木靴の樹」でしょう。 19世紀。北イタ…
懐中電灯で照らされた所だけが主観描写で見える。 光と隣り合わせの闇の中には何がいるか分からない。光を横に滑らせたら一瞬何かが映った。 「サイレントヒル」あたりをプレイしたことがある人ならこの怖さはよくご存じだと思います。 うう…怖かったよ…。 …
Everybody has a secret. Some just hide them better than others. (誰にでも秘密がある。隠すのが巧い奴もいる) Some people are better at finding them. (見つけるのが巧い奴もね) 死体に死因を語らせる。ベテラン検死官とその息子。運び込まれたの…
『ここが俺たちの居場所なんじゃないかって、そう思うんだ。 フランクスに乗ることだけが俺たちの居場所じゃないよ、きっと』 世界の中心でアイをつぶやくヒロ。戦いもオトナの干渉もなく、コドモだけの暮らし。束の間の平穏…のはずなのにそこかしこに不安…
『壊してみたくなったんです。あなたが手塩にかけて育てたものを。 あなたにも払ってもらいますよ。私が失ったものの代償を…』 ランキング17位、次回対戦相手・アラガキはかつての贋作の教え子でした。 戦地で敵のトラップに掛かって両足切断。戦死の誤報が…
倉田保昭vs人喰いベンガル虎! 他にも色々突っ込み…じゃない見所はありましたが、人喰い虎のインパクトには敵いません。 倉田保昭の初主演作にして清水健太郎のデビュー作ですが、間違いなく主役は虎(名前はシーザー)。 「武闘拳 猛虎激殺!」 (1976年/…
『怒って…ないのか?さっき話してる途中で切ってしまっただろ』 『ええ。でもすぐにかけ直してきてくれたじゃない。忘れちゃったの?』 『かけ…直した? 俺にそんな記憶は…』 フラッシュバックのような映像と微妙な記憶の齟齬。 まさか…世界線が…移動した?…
TOTALFILMの“ビビッて眠れなくなるホラー映画25選(The 25 best horror movies to scare you senseless and keep you up all night)”。 2位の「サスペリア」、3位の「エイリアン」を抑えて堂々1位は「エクソシスト」。 ※25本全部知りたい人はこちら。 記念…
ホームレスの人の食い物をかっぱらう これは人間としてやってはいけない最低の行為である。 吾妻ひでお「失踪日記」より。 その最低の行為を爽やかな笑顔で…。 『勝手に人の食糧を…!』 「ヒナまつり/第4話・勘当ロックンロールフィーバー」 (2018年4月2…
『BIGになって帰ってくるから!』 『働け~!』 所謂ひとつの家族の肖像。 「モヒカン故郷に帰る」(2015年/沖田修一監督) BIGになるために故郷を後にし、売れないデスメタルバンドのボーカルとして喰えない日々を送っているモヒカン男が、腹ボテの彼女連…
やはりベヘモスは強かった。 通常攻撃を無効化するブラックテクノロジー、λドライバを搭載した40mの鉄巨兵。 本来なら自立することすら不可能な大きさの全身凶器が3体。その後方には降下部隊のヘリが…。 『こちらパース1。敵の降下部隊が接近中だ。これの侵…