2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
Let’s go! Why Not. 全部観るのはかったりーけど、あるシーンだけ何度もリピートしてしまうって映画、ありますよね。「八つ墓村」の村民皆殺しとか、「男たちの挽歌2」ラストのカチコミとか。そんな映画の代表がこれ。 「ワイルドバンチ」(1969年/サム…
昭和の名勝負をダイジェスト収録したDVDを購入いたしました。「新日本プロレス名勝負30 昭和名勝負篇」旗上げ戦の猪木対ゴッチに始まり、シン、坂口、ハンセン、アンドレ、初代タイガー、そして長州-藤波名勝負数え歌。演歌のような浪花節のような、場…
『もし我々がもう開拓者でないのなら、何になったんだ? 周囲の状況や恐怖に直面しても何もせず、ただ逃げ隠れするだけの奴らを何と呼ぶ?』 If we're not pioneers, what have we become? What do you call people who, when they're faced with a conditio…
本当は実相寺昭雄が撮ったんじゃないか、と疑りたくなるアングル目白押しの心霊クラシック。 「ヘルハウス」(1973年/ジョン・ハフ監督) 死後の世界は存在するのか。調査隊が訪れたのはベラスコ・マンション、通称「地獄の館」。「エクソシスト」の亜…
テレビから聞き覚えのある音楽が。見ればテレビ東京「世界卓球2008中国」のCM。そのBGMがなんと、「キル・ザ・キング」(レインボー)な、なんですとぉ!1978年発表のアルバム「Long Live Rock'n Roll(邦題「バビロンの城門」)」B面1曲目に…
過去に観た中で最も大風呂敷かつ支離滅裂な狂ったアニメをご紹介しましょう。 「クリスタル・トライアングル/禁断の黙示録」 (1987年/奥田誠二監督) 半端じゃないからね。深呼吸して。OK?じゃ行くよ。 基本はお宝争奪戦。「インディ・ジョーンズ」を…
『ペコペコするのは嫌だ。物乞いは御免だ。お前が出てくるのを3年待った。3年だ! 失くしたものを取り戻したい。二人で巻き返そう!』 号泣です。 「男たちの挽歌」(1986年/ジョン・ウー監督) 豪快かつあり得ないカチコミを描いた続編も男汁滾ってますが…
祝!DVD発売決定。 「ファンタズム」(1979年/ドン・コスカレリ監督) しかも全4作+特典ディスク2枚の6枚組みコンプリートBOX。 偉いぞ、ジュネオンエンタテイメント。 残念ながら英国版銀球仕様ではないようですが、出るだけで豪儀。 1作目の海…
ガイナックス設立20周年。まさかの続編。「トップをねらえ2!劇場版」(2006年/鶴巻和哉監督)巨大なブラックホールを人工的に作り上げて宇宙怪獣を周りの天体ごと屠った「カルネアデス計画」から1万2千年後。そう、これはあの日に向かって走るも…
「奇跡は起きます。起こしてみせます!」ガイナックスの関係者が関わった作品には、アニメ・実写を問わず仔牛の焼印のように刻まれる名台詞です。でもねえ、沈まない「日本沈没」で、ラストの特攻以外はビタ一文活躍しないくせにセックスもできないツヨポン…
山のあなたの空遠く、欲望叶うと人の言う。 という訳でやってきましたスロバキア。 ここのホステルでは、綺麗なお姉ちゃんがあらゆる欲望を満たしてくれるという。 本当か? 本当だった! 別の人の別の欲望も満たしていましたが・・・。 「ホステル」(2005…
「巨乳好きの変態親父」、という認識しかなかったのでなんとなく素通りしていたラス・メイヤー作品をようやっと観ました。 「ファスター・プッシーキャット キル!キル!」(1966年/ラス・メイヤー監督) えらいこと勢いのあるタイトルです。3人の巨乳ゴー…
特にラモーンズ・フリークという訳ではなかったのでスルーしていたのですが、この度きちんと鑑賞。 「ロックンロール・ハイスクール」(1979年/アラン・アーカッシュ監督) 金も時間もかけないかわりに品が無くてくだらない。 正しいB級を体現する巨匠ロジ…
男が胸に刻まなければならない名前は3つしかありません。ひとつはタイラー・ダーデン(ファイトクラブ)、ひとつはトラビス・ビックル(タクシードライバー)、そしてもうひとつがトニー・モンタナです。 「スカーフェイス」(1983年/ブライアン・デ・パル…
We ARE Not Sick Man!昨日のブラピのドラゴンつながりで。70年代に少年期を過ごした人で心にドラゴンが宿って無い人は少ないでしょう。好みは分かれると思いますが、1本選ぶならこれ。「ドラゴン怒りの鉄拳」(1971年/ロー・ウェイ監督)製作は71年です…
嗚呼、結局買ってしまいましたよ。「パプリカ」のDVD。何やってんだかなぁ、ったく。で、睡眠中の別人格というテーマつながりで、 「ファイト・クラブ」 (1999年/デビッド・フィンチャー監督) 「パプリカ」の基本設定は筒井康隆の原作によるものですが…
『いい腕だな、名前は?』 『マーフィ』 映画のポスターを立体化する「3D MOVIE POSTER」シリーズの最新作、になる予定だった「羊たちの沈黙」がアメリカのメーカーの都合で製作中止になってしまいました。 残念(予約してたんです)! 替わりにちょっと前に…
迷いの無い男は美しいですねえ。 「人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊」(1968年/小沢茂弘監督) 鶴田浩二、松方弘樹、梅宮辰夫、池部良・・並べてみれば見事な東映印。感じたのは「距離の取り方」。客に媚びず、いらんハッタリをかまさず、無駄な説教もせず、過…
“Wow! This Is Intense!” “The Life Of Repo Man Is Always Intense.” 「レポマン」(1984年/アレックス・コックス監督) 若い身空でどん詰まりの負け組人生驀進中のオットー(エミリオ・エステベス)がひょんな事からローン未払い車を強制回収する「レポマ…
NHKがウィルスドラマ「パンデミック・フルー」を放送。 感染モノにも色々ありますが、やはり真っ先に思い出すのは、 「ザ・クレイジーズ」(1973年/ジョージ・A・ロメロ監督) もうタイトルの響きがたまりません。 訳すまでもありませんが「キチガイ」の…
他人の夢に侵入してサイコセラピーを行う「夢探偵」パプリカ。圧倒的なビジュアル、ではあります。ではあるのですが…。「パプリカ」(2006年/今敏監督)題材も絵柄もどこかで観たような…。「ビューティフル・ドリーマー」「アキラ」「イノセンス」「セル」…
ブラスターズのご機嫌な名曲「ダーク・ナイト」に乗って軽快にスタート。クライム・サスペンスかと思わせて後半、口あんぐりなサバイバル・ホラーに大変身。 一粒で二度美味しいなんちゃってグラインド・ハウス映画。 「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(1…
ヘンリー・マンシーニの景気がいいにも程がある豪快なテーマに乗ってハレー彗星飛来。 英米共同探査船チャーチルが彗星近くに漂う巨大な宇宙船を発見。 中を調べたらカプセルに入ったごっつゴージャスな裸男裸女が! 喜んで回収したものの何故か船は音信途絶…
ソフト化不能と言われていた封印作品まさかの解禁。「犬神の悪霊(たたり)」(1977年/伊藤俊也監督)オカルトブームと横溝ブームにあやかった便乗作ですが、どうにもこうにも一筋縄ではいきません。理屈とか辻褄とかはハナから放棄。ここに「モンタージュ…
Led Zeppelin期間限定再結成!めでたい。めでたい・・・がジ、ジミー・ペイジが・・・ジミー・ペイジが・・・ズラをかぶった山崎努にしか見えない!今月の「プレイヤー」の表紙には、完全に「刑務所の中」の山崎努が余興で金髪(いや白髪か?)のズラをかぶ…
秋元康の「リング」丸パクリなやっつけ仕事のシリーズをWOWOWがまとめて放送。秋元康なんぞに金払うのはレンタル料金でも勘弁なので、この機会に連続鑑賞。全日本大根女優選手権グランプリの柴崎コウが相変らずの演技力ですが、監督が三池なので1作目は…
WOWOWが松田優作特集。豪儀です。 44マグナムの使い手は数多いですが、この銃を片手で撃っていい日本人は松田優作だけです。 寺尾聡(西部警察)とか草刈正雄(華麗なる刑事)も44撃ってましたが、ちっちっちです。 その反動の大きさから「ブラッデ…
3月1日でドリー・ファンク・ジュニアが引退するそうです。え?まだ・・現役・・だったの?1941年2月生まれだからまだ67歳(足らず)か。絶対もっと上だと思っておりました(失礼)。ドリーで思い出す試合と言えば、漫画版タイガーマスク最終話のNWA世界…
元来、地上波に比べてレートの緩いアメリカのケーブルテレビ用に作ったにも関わらず、 「全米放映禁止」(多分自粛)×「日本映倫審査拒否」 という栄冠をダブル受賞した三池崇史の「いつもの」作品。 「インプリント~ぼっけえ、きょえてえ~」 (2005年/三…
ラヴクラフトの原作(「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」)は未読ですが、多分違うんでしょうねえ、全然。(追記:はい。全然違いました) 「ZOMBIO 死霊のしたたり」 (1985年/スチュアート・ゴードン監督) なんだよ、ゾンバイオって。 ゾンビ+バ…