#ハードロック・ヘヴィーメタル
2ヶ月ぶりのクラシック・ロック探訪。たまにはプログレなんかも…。 長い歴史を誇るクリムゾンのアルバムから1枚ってのは中々に無茶振りな難題ですが、敢えて推すなら、 レッド/キング・クリムゾン RED/KING CRIMSON 1974年発表。ロバート・フリップ、ジョ…
今年4月27日に65歳の誕生日を迎えたエース・フレーリーの新譜が発売されました。 今回は自身のキャリア初のカバーアルバム。タイトルもストレートに、 オリジンズVOL.1/エース・フレーリー ORIGINS VOL.1/ACE FREHLEY 前々作「ANOMALY」に収録されたSWEET…
恐らく全レインボーファンが“もう無理だろう”と諦めつつ、心のどこかで“いやあるいはもしかしたら”という希望を払て捨てきれずにいた「モンスターズ・オブ・ロック」(1980年ドニントン)のオフィシャル音源がついに発売されました。 Rainbow MONSTERS OF RO…
結成から50年。超長寿バンドとなったスコーピオンズ。 「ハリケーン (Rock You Like a Hurricane)」(1984年発表)1曲とってみても、「ナイト&デイ」「ロック・オブ・エイジズ」「ウォーム・ボディーズ」などで使われており、ジャンル問わずサントラ御用…
Here comes your hero, stand in line, Straight as an arrow, stand in line 英雄の凱旋だ。列を作って出迎えろ。 弓矢の様に真っ直ぐに。一列に並べ。 イングヴェイの後任ギタリストとしてアルカトラスのオーディションに臨み、見事落選(合格者:スティー…
ブルー・オイスター・カルトの『死神』、コーデッツの『ミスター・サンドマン』。 オリジナル「ハロウィン」シリーズで使われ、2007年のリメイク版でも流れた名曲。しかし、ただ元ネタを再利用するだけでは監督ロブ・ゾンビの名がすたる。 ロブの好みが爆発…
目まぐるしくメンバーが変わり、何人かは鬼籍に入り、2012年にはリーダー、マーク・リアリが逝去し、それでも尚活動を続けるHR/HMの雄、RIOT。 現在+過去に関わったメンバーは総勢26名。時代によって(ボーカルによって)曲のスタイルも変遷。どのアルバム…
ロックの殿堂入りを果たすディープ・パープルが5月に来日します。 すっかりお爺ちゃんバンドになって敬老ロックの佇まい。楽器系に不安はないのですが、心配のタネはやはりギラン。 直近のライヴ2作をミックスした「スペース・トラッキン」の映像が公開され…
昨日のチューブラー・ベルズ繋がりで…。 「サスペリア」「ゾンビ」「フェノミナ」などの音楽手掛けたイタリアン・プログレ・バンド“ゴブリン”。 そのkey奏者クラウディオ・シモネッティが1999年に結成したバンドがデモニア。 コンセプトはズバリ「ホラー映…
ジューダス・プリーストが“メタル・ゴッド”の名を欲しいままにするのは1980年の『ブリティッシュ・スチール』辺りからだと思います。 その前の2枚、『ステンド・クラス』『殺人機械』がホップ、ステップになっている訳ですが、今回ご紹介するのは、それより…
ディープ・パープル脱退組から生まれたバンドは多数あり、ソロも含めてアルバムも多岐に渡りますが、1枚選べと言われたらこれ。 「鋼鉄(はがね)のロック魂」イアン・ギラン・バンド Clear Air Turbulence/IAN GILLAN BAND(1977) LPサイズでないと伝わらな…
Mr. Saturday night special (Mr.サタデーナイト・スペシャル) Got a barrel that's blue and cold (手にした銃身は蒼く冷たく) Ain't no good for nothin' (全く以って無用の長物) But put a man six feet in a hole(でも、大の男を墓穴に放り込む)…
『On Your Feet or On Your Knees! Here They Are The Amazing Blue Öyster Cult!』 (立て! さもなくば跪け! 驚異のバンド、ブルー・オイスター・カルト!) ヘヴィ・メタルの語源には諸説あります。個人的にはブラック・サバスがオリジンだと思っていま…
1980年から1996年まで、イギリスのドニントンパークで毎年8月に行われた野外ロツク・フェスティバル“モンスターズ・オブ・ロック”。 その記念すべき第1回の模様をダイジェスト収録したLP(!)が、 「MONSTERS OF ROCK」 収録バンドは、スコーピオンズ、エイ…
オズフェス最終日に足を運んだ知人が「オジーの状態(コンディション)が酷すぎる」と文句爆発。要するに“歌が滅茶苦茶下手になっている”と。さすがのオジーも寄る年波には勝てなんだか。奇特な人が当日の様子を何曲かTUBEにあげていたので覗いてみたら…。お…
ブラック・サバスで1枚と言われて本作を推す人は稀だと思います。大抵はオジー在籍時の1st~4thのいずれか、ロニーなら「Heaven And Hell」、後期のファンならトニー・マーティン、コージー・パウエル在籍時の「Headless Cross」か「TYR」辺りではないでし…
In The Beginning There Was Silence AndDarkness All Across The Earth (はじめに静寂と暗黒が地球上を覆っていた) The Gods Made Heavy Metal And They Saw That It Was Good (神々はヘヴィ・メタルをお創りになり、それを見てよしとされた) They Said…
バンド自体は以前、『グラムロックに恋狂い』のタイトルで紹介済みなので、今回はアルバムメインで。 「甘い誘惑 Give Us A Wink/スウィート SWEET」 68年、イギリスで結成されたSWEETの76年作。 SWEETのアルバムは国によって収録曲や曲順が異なり、その間…
うっかりHR/HMが好きなどと口走って、ジャズとかに詳しそうなインテリゲンチャから“可哀想な子”を見るような目つきをされた事、ありませんか?いい歳こいてハード・ロック? ヘヴィ・メタル? 大丈夫かお前?と言うわけです。確かに偏差値貧乏な音楽かもしれ…
1982年のグラハムち●こ事件から33年。もはや決して交わることは無いであろうと思われた二人が今同じステージに。 感無量です。 「マイケル・シェンカー/テンプル・オブ・ロックwithグラハム・ボネット・バンド来日公演」(2015年6月19日/中野サンプラザ) …
英国の新聞The Guardianのサイトが「ブラック・サバス(Black Sabbath)のBESTソング TOP10」を発表しました。 上から順番に 『Black Sabbath』『War Pigs』『After Forever』 『Sabbath Bloody Sabbath』『Symptom of the Universe』『Air Dance』 『Child…
餃子で有名な中華料理チェーン店で昼食をとっていたら、店内BGMで「ドリーム・オン」が。 エアロスミスの1stアルバム『野獣生誕』3曲目に収録された名曲。 カウンターで五目炒飯かっ込みながら、スティーヴン・タイラーが切々と謳い上げるロック・バラー…
KISSの東京ドーム公演に行ってまいりました。今回の目玉(?)は、ももいろクローバーZとのコラボ。両者のファン層はどれくらい被っているのか。 新しい層の開拓を狙ったとして、釣られた人間がどれだけいたのか。逆に「余計なものはいらない」と敬遠してし…
Frank Zappa and the Mothers Were at the best place aroundBut some stupid with a flare gunBurned the place to the groundSmoke on the water, a fire in the skyフランクサッパとマザーズ 偶然ライブをやっていたところが どっかのアホウが銃を撃って…
3月に“鋼鉄神”ジューダス・プリーストが来日します。 K・K・ダウニングという主砲を欠いた状態ではありますが、ロバート・ハルフォードを生で観る(聴く)機会はこれが最後なんじゃないかと思います。 で、ここでこんな事言うのはちょっとどうかしてるんじ…
“♪Other Bands Play MANOWAR KILL!” “他のバンドは演(や)るだけだが、マノウォーは殺(や)るんだ!” かつてこれほど日本語に訳しやすい歌詞があったでしょうか。 LOUD PARK14を直前になってキャンセル(ロサンゼルス港火災の煽りで機材積み込んだ船便が遅…
英国TOTALFILMが、“ベスト死神20選(The 20 Best Grim Reapers)”を発表しました。第1位は「ビルとテッドの地獄旅行」(キアヌにとっては“消したい過去”なのではないだろうか)。以下、ベルイマンの「第七の封印」、「ヘルボーイⅡ」がベスト3。4位に「ファ…
米クラシック・ロック系サイトUltimate Classic Rockが「リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)のベスト・ソング TOP10」を発表しました。キャンディス・ナイトと手を取り合って“コスプレ吟遊詩人”となってしまったリッチーを何故今? 選ばれたのは以…
DVD18枚組。総Running Time:1,938分。動く文献。歌う歴史資料集。KISSの全貌が今ここに。「KISSOLOGY[地獄大全~究極!’77BUDO-KANステージボックス]」1974年から2000年迄。現存するあらゆる映像を年代順にコンパイルしたUltimate Collection。74…
リッチー・ブラックモアと共にディープ・パープルの礎を築いたジョン・ロードがお亡くなりになりました。2011年7月16日。肺塞栓症。71歳。最後に観た勇姿は2009年4月14日。東京国際フォーラムでのディープ・パープル来日公演。イアン・ギランの「The Incredi…