デストピア経典~曼荼羅畑でつかまえて(三代目)

B級カルトな特殊映画、ホラーにアニメに格闘技、酒にメタルにフィギュアに銃。日頃世間ではあまり顧みられる事のないあれやこれやを過剰なる偏愛を以てご紹介いたします。

#ハードロック・ヘヴィーメタル

ホラーの名曲がヘヴィメタルに。 デモニア DAEMONIA

昨日のチューブラー・ベルズ繋がりで…。 「サスペリア」「ゾンビ」「フェノミナ」などの音楽手掛けたイタリアン・プログレ・バンド“ゴブリン”。 そのkey奏者クラウディオ・シモネッティが1999年に結成したバンドがデモニア。 コンセプトはズバリ「ホラー映…

クラシックロック探訪9 背信の門 Sin After Sin/ジューダス・プリースト

ジューダス・プリーストが“メタル・ゴッド”の名を欲しいままにするのは1980年の『ブリティッシュ・スチール』辺りからだと思います。 その前の2枚、『ステンド・クラス』『殺人機械』がホップ、ステップになっている訳ですが、今回ご紹介するのは、それより…

クラシックロック探訪8 鋼鉄(はがね)のロック魂/イアン・ギラン・バンド

ディープ・パープル脱退組から生まれたバンドは多数あり、ソロも含めてアルバムも多岐に渡りますが、1枚選べと言われたらこれ。 「鋼鉄(はがね)のロック魂」イアン・ギラン・バンド Clear Air Turbulence/IAN GILLAN BAND(1977) LPサイズでないと伝わらな…

サントラ百人一首⑥ サタデーナイト・スペシャル/レーナード・スキナード@ロンゲスト・ヤード

Mr. Saturday night special (Mr.サタデーナイト・スペシャル) Got a barrel that's blue and cold (手にした銃身は蒼く冷たく) Ain't no good for nothin' (全く以って無用の長物) But put a man six feet in a hole(でも、大の男を墓穴に放り込む)…

クラシックロック探訪6 地獄の咆哮/ブルー・オイスター・カルト

『On Your Feet or On Your Knees! Here They Are The Amazing Blue Öyster Cult!』 (立て! さもなくば跪け! 驚異のバンド、ブルー・オイスター・カルト!) ヘヴィ・メタルの語源には諸説あります。個人的にはブラック・サバスがオリジンだと思っていま…

クラシックロック探訪5 モンスターズ・オブ・ロック/レインボー他

1980年から1996年まで、イギリスのドニントンパークで毎年8月に行われた野外ロツク・フェスティバル“モンスターズ・オブ・ロック”。 その記念すべき第1回の模様をダイジェスト収録したLP(!)が、 「MONSTERS OF ROCK」 収録バンドは、スコーピオンズ、エイ…

ど、どうしたオジー! そして狂乱ふなっしー! オズフェス2015

オズフェス最終日に足を運んだ知人が「オジーの状態(コンディション)が酷すぎる」と文句爆発。要するに“歌が滅茶苦茶下手になっている”と。さすがのオジーも寄る年波には勝てなんだか。奇特な人が当日の様子を何曲かTUBEにあげていたので覗いてみたら…。お…

クラシックロック探訪4 悪魔の落とし子 BORN AGAIN/ブラック・サバス

ブラック・サバスで1枚と言われて本作を推す人は稀だと思います。大抵はオジー在籍時の1st~4thのいずれか、ロニーなら「Heaven And Hell」、後期のファンならトニー・マーティン、コージー・パウエル在籍時の「Headless Cross」か「TYR」辺りではないでし…

クラシックロック探訪3 ラウダー・ザン・ヘル/マノウォー (そして追悼:ガンナー・ハンセン)

In The Beginning There Was Silence AndDarkness All Across The Earth (はじめに静寂と暗黒が地球上を覆っていた) The Gods Made Heavy Metal And They Saw That It Was Good (神々はヘヴィ・メタルをお創りになり、それを見てよしとされた) They Said…

クラシックロック探訪2 甘い誘惑 Give Us A Wink/スウィート

バンド自体は以前、『グラムロックに恋狂い』のタイトルで紹介済みなので、今回はアルバムメインで。 「甘い誘惑 Give Us A Wink/スウィート SWEET」 68年、イギリスで結成されたSWEETの76年作。 SWEETのアルバムは国によって収録曲や曲順が異なり、その間…

クラシックロック探訪1 地獄への接吻 Dressed To Kill/キッス

うっかりHR/HMが好きなどと口走って、ジャズとかに詳しそうなインテリゲンチャから“可哀想な子”を見るような目つきをされた事、ありませんか?いい歳こいてハード・ロック? ヘヴィ・メタル? 大丈夫かお前?と言うわけです。確かに偏差値貧乏な音楽かもしれ…

この瞬間を33年待った。 マイケル・シェンカー&グラハム・ボネット来日公演

1982年のグラハムち●こ事件から33年。もはや決して交わることは無いであろうと思われた二人が今同じステージに。 感無量です。 「マイケル・シェンカー/テンプル・オブ・ロックwithグラハム・ボネット・バンド来日公演」(2015年6月19日/中野サンプラザ) …

臍曲がり過ぎだろ英国人。ブラック・サバスBESTソングTOP10

英国の新聞The Guardianのサイトが「ブラック・サバス(Black Sabbath)のBESTソング TOP10」を発表しました。 上から順番に 『Black Sabbath』『War Pigs』『After Forever』 『Sabbath Bloody Sabbath』『Symptom of the Universe』『Air Dance』 『Child…

ドリーム・オンを聴きながら…。 エアロとロニーとマルムスティーン

餃子で有名な中華料理チェーン店で昼食をとっていたら、店内BGMで「ドリーム・オン」が。 エアロスミスの1stアルバム『野獣生誕』3曲目に収録された名曲。 カウンターで五目炒飯かっ込みながら、スティーヴン・タイラーが切々と謳い上げるロック・バラー…

ジーン流スーパー歌舞伎。 KISS with ももクロZ in 東京ドーム

KISSの東京ドーム公演に行ってまいりました。今回の目玉(?)は、ももいろクローバーZとのコラボ。両者のファン層はどれくらい被っているのか。 新しい層の開拓を狙ったとして、釣られた人間がどれだけいたのか。逆に「余計なものはいらない」と敬遠してし…

まさかのお宝映像。 ディープ・パープル ドキュメンタリー MADE IN JAPAN

Frank Zappa and the Mothers Were at the best place aroundBut some stupid with a flare gunBurned the place to the groundSmoke on the water, a fire in the sky フランクサッパとマザーズ 偶然ライブをやっていた ところが どっかのアホウが銃を撃っ…

最強中継伝説。 ティム“リッパー”オーウェンズの思ひで

3月に“鋼鉄神”ジューダス・プリーストが来日します。 K・K・ダウニングという主砲を欠いた状態ではありますが、ロバート・ハルフォードを生で観る(聴く)機会はこれが最後なんじゃないかと思います。 で、ここでこんな事言うのはちょっとどうかしてるんじ…

音圧に蹂躙される悦楽。 マノウォー来日公演

“♪Other Bands Play MANOWAR KILL!” “他のバンドは演(や)るだけだが、マノウォーは殺(や)るんだ!” かつてこれほど日本語に訳しやすい歌詞があったでしょうか。 LOUD PARK14を直前になってキャンセル(ロサンゼルス港火災の煽りで機材積み込んだ船便が遅…

ブルー・オイスター・カルトとベスト死神20選

英国TOTALFILMが、“ベスト死神20選(The 20 Best Grim Reapers)”を発表しました。第1位は「ビルとテッドの地獄旅行」(キアヌにとっては“消したい過去”なのではないだろうか)。以下、ベルイマンの「第七の封印」、「ヘルボーイⅡ」がベスト3。4位に「ファ…

何故今リッチー? ブラックモア・ベスト・ソング

米クラシック・ロック系サイトUltimate Classic Rockが「リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore)のベスト・ソング TOP10」を発表しました。キャンディス・ナイトと手を取り合って“コスプレ吟遊詩人”となってしまったリッチーを何故今? 選ばれたのは以…

1,938分の愉悦。 KISSOLOGY[地獄大全]

DVD18枚組。総Running Time:1,938分。動く文献。歌う歴史資料集。KISSの全貌が今ここに。「KISSOLOGY[地獄大全~究極!’77BUDO-KANステージボックス]」1974年から2000年迄。現存するあらゆる映像を年代順にコンパイルしたUltimate Collection。74…

葬送はMoogの調べ。 追悼:ジョン・ロード

リッチー・ブラックモアと共にディープ・パープルの礎を築いたジョン・ロードがお亡くなりになりました。2011年7月16日。肺塞栓症。71歳。最後に観た勇姿は2009年4月14日。東京国際フォーラムでのディープ・パープル来日公演。イアン・ギランの「The Incredi…

グラムロックに恋狂い。 SWEET

中学生の頃、愛聴していたのはSWEETでした(ガキの時からマイノリティ!)。 当時、男はKISS(次点エアロ)、腐女子はローラーズ、通気取りはツェッペリン(次点パープル)で蓮っ葉野郎はピンク・フロイド(次点クリムゾン)という時代でしたから、…

そのメタル、掟破り。 21世紀の精神異常者/人間椅子

♪仕事には 苦労する 割とシビアなヘヴィ・メタル… ビデオ屋と 楽器屋と ビラ配りするヘヴィ・メタル… さて、これは何と言う歌の歌詞でしょう。 答えは「21世紀の精神異常者」(@キング・クリムゾン)。 本当だってば(笑)。ネタ元は、 「遺言状放送」(人…

KISS IN ROCK! 雷神がラシュモア山で狂気の叫び

玄関の靴箱の上には小洒落た置物が欲しいもの。007の黄金銃のプロップなど専ら映画系小道具レプリカを作っているファクトリー・エンターテイメント社が珍しく音楽系フィギュアに手を出しました。選んだアーチストはKISS。流石、お目が高い。「KIS…

メタルで読むラヴクラフト。 人間椅子/ダンウィッチの怪

♪俺は大地と海洋の 近親婚の末息子 因襲めいた村の奥 夜鷹に言葉教わった。 漫画→画ニメと続いたラヴクラフト三題噺、最後のお題は“メタル”(一応、しりとりになっています)。 音楽界にもラヴクラフト崇拝者は多数いますが、何と言っても代表は人間椅子。 7…

オナッターズと聖飢魔Ⅱ。「グッドモーニング」の思ひ出。

問題です。 ひとりは有名タレントと結婚、ひとりは実業家と結婚、もうひとりは女優の道を歩んだ往年の女性3人組アイドル・ユニットと言えば?! 答えはオナッターズ!(間違えた人、いないよね?) オナッターズ、それは80年代中期、巨乳アイドル深野晴美、…

炎上も優雅。 ヒンデンブルグ(とレッド・ツェッペリン3Dジャケ)

実話ベースの災害映画には、大惨事が約束されている安心感があります。 「ブラック・サンデー」の飛行船は絶対スタジアムで自爆しませんが、こいつは違います。爆発します。確実に。「ヒンデンブルグ」(1975年/ロバート・ワイズ監督)冒頭、雲を抜けてゆっ…

クラシックロック探訪【番外編】 ヴァン・ヘイレン/バランス

「悪魔のシスター」「戦慄の絆」と続いた因果な兄弟姉妹特集の〆の前にちょっと寄り道。 「バランス(の輸入版ジャケット)」(1995年/ヴァン・ヘイレン) スタジオ通産10作目、サミー・ヘイガー在籍時最後のアルバムです。 上は日本版のジャケット。これだ…

慟哭! ロニー・ジェイムス・ディオ逝去

快方に向かっていると信じていたのに。ロニー・ジェイムス・ディオ死去。2010年5月16日。胃癌。67歳。還暦を過ぎて尚衰えを知らない絶対音感メタルジジイ。HEAVEN&HELLの日本公演(07年)がひとつ屋根の下で過ごした最期か(Die Youngを合唱しながら号泣し…