例えば、日曜大工で振るっていた金槌の柄をくるっと180度回転させる(振り下す部分が釘抜き側になる)。それだけで醸し出される不穏な空気。田舎町で妻ジーナと静かに暮らすフランク(ケヴィン・インテルドナート)。彼にはちょっと人に話せない暴力履歴(ヒ…
『僕たちっていつからシェルターにいたんだっけ?』 『ずっとだよ』 『うん…そうだよね』 最後の最後に不穏な台詞。あーやっぱりそうだよねえ。「終末ツーリング/第12話・ビーナスライン/シェルター」(2025年/高島大輔演出)ツーリングの旅は長野ビーナ…
『もううんざりだ!このクソッタレな飛行機に乗ったクソッタレな蛇どもにはもう我慢の限界だ!全員シートベルトを締めろ!これから窓をぶっ壊してやる!』 Enough is enough! I have had it with these motherfucking SNAKES on this motherfucking plane! E…
本日12月20日(12月の第3土曜日)は「大洗濯の日」。年末大掃除の布モノ特化版でライオンが制定。「大掃除」のスピンオフなら「おおせんたく」と呼びたいところですが、読み方は「だいせんたく」。工藤栄一監督の「大殺陣」を「おおたて」と読むか「だいさつ…
『…やっぱり矢野まだあのこと…呪いのことまだ気にしてるんだ』矢野の前に現れた中学時代の同級生・岡本さん。矢野の過去を、眼帯の秘密を知る女。二人の会話をこっそり聞いてしまった吉田さんの耳に飛び込んで来た不穏すぎるWord「呪い」。 眼帯の奥に宿りし…
『奴らが本当に宇宙人だとしたら空軍の所管になるのでは?』 If they are in fact aliens from another planet, sir, doesn't that make them Airforce jurisdiction? 『奴らが観光で来たのならな。だが、働いたら話は別だ。その瞬間、奴らは移民局の獲物だ…
よもや「地球防衛軍」でストーリーを楽しむ事になろうとは。襲い来るモンスター、エイリアン、ロボット、怪獣をひたすら殲滅し続ける(そして最後に大型円盤を墜としてエンディングを迎える)単純構造のゲームに捻りを加えるとは。やるな、D3パブリッシャー…
ランニングタイム71分。ネタとしては完全に(トワイライト・ゾーン的な)ショートショートなのですが、短編ならではの味わい深さが楽しめるアルゼンチン映画です。行き場を失った男の前に現れる「契約者」とは。「目に見える友達」(2021年/クリスチャン・…
『崩れて危なくなる前は、映画とかドラマのロケ地にも使われていたんだって』アイリにだけ聞こえる謎の音に導かれて辿り着いた先は、無数の穴が穿たれた異形の遺跡。 ここは埼玉県比企郡吉見町「吉見百穴」。太平洋戦争下には地下軍需工場としても使用された…
1983年夏。「チネチッタ」など言う小洒落たシネマコンプレックスが開業する以前の川崎。プータローとシャブ中患者と立ちんぼさんが景色を彩る街の映画館で私は押し寄せる客に翻弄されておりました。川崎グランド1。映画街最大級の座席数を誇るメインシアター…
俳優ケイリー・ヒロユキ・タガワ氏がお亡くなりになっていました。2025年12月4日朝。カリフォルニア州サンタバーバラにて(自宅はカウアイ島)。脳卒中の合併症。75歳没。いささか後追いになってしまいましたが、やはり素通りはでません。1950年、東京都東麻…
2年1組は揉めておりました。文化祭の出し物を「お化け屋敷」にするか「コスプレカフェ」にするかで(今日も日本は平和です)。可愛い衣装を着たいコスプレ派(主に女子)と、可愛い格好より脅かす方が楽しいお化け派(主に男子)が真っ向対立。そう言えば、…
学園祭中止の理事長決定を覆すべく、有志と共に直談判を決行した佐々木先生。その場で首を切られても文句は言えない状況でしたが、理事長はあっさりこれを容認。『どうやらあなた方を説得するのは骨が折れそうですから。私は非効率的なことは嫌いなので』い…
本日12月10日は「ベルトの日」細かい理由付けがあれこれつけられていますが、しゃらくさいので割愛。要するに腰に巻くあの「ベルト」です。映画でベルトが出てくると大抵は「DVの小道具」であまり気持ちの良いものではありません。やはり「ベルト」と言えば…
ルーマニアの片田舎に必要なもの。人脈、権力、信仰心。決して持ち込んではならないもの、やる気と正義と好奇心。田舎には田舎のルールがある。「おんどりの鳴く前に」(2022年/パウル・ネゴエスク監督)「ひぐらしのなく頃に」丸パクリな邦題ですが、原題…
『目標を指示する。甲斐の乗船さふらわあだ。残りの一隻には目もくれるな。繰り返す、目標はさふらわあだ!』ちいっとルートが違いますが、苫小牧と首都圏を結ぶフェリーと言えば、「機動警察パトレイバーOVA第6話・二課の一番長い日(後編)」で自衛隊反乱…
久しぶりに「ちょっと欲しいな」と思わせるホラートイが出ました。…と言っても現在絶賛品切れ中で再入荷未定なのですが(一応、豆魚雷は予約を受け付けておりますが…)。「悪魔のいけにえ/レザーフェイス(プリティウーマン マスク)ヘッドノッカー」(NECA…
『ジュピターへは何時に着く? 木星へは何時に着くんだ…』「蘇る金狼」ラスト、機上にて松田優作を看取った(?)スチュワーデス、中島ゆたかさんがお亡くなりになっていました。 11月27日(公表12月3日)、神奈川県内の自宅にて。大腸癌。73歳没。因みに「…
秋です。校内の話題は学園祭一色。しかし、ゲーム脳の理事長が教師集めて爽やかに宣言。『学園祭は中止します』我々は遊びで勉強を教えているわけではない。たった1日だけの無駄な思い出作りよりも、今は将来のために1日でも多く勉強をさせるべきだ。いやだ…
泉ちゃんが自宅で発掘した小学校時代の「交換日記」と「プロフィール帳」をきっかけに誕生日話になり、矢野くんの誕生日が明後日な事が判明。ならばやるしかありません。サプライズ・バースデイを。「矢野くんの普通の日々/第10話・誕生日」(2025年12月2日…
本日12月3日は「奇術の日」。日付は奇術(手品・マジック)を披露する時の掛け声「ワン(1)ツー(2)スリー(3)」から。ワンツースリーだとマジック、イィチ、ニィ、サンだと「ダー!」、スリー、ツー、ワンだと「ゼロワン」、そしてサン、ニィ、イチだと…
心理学者のジミー・フォンダ(リチャード・ニール。趣味は公園での独りチェス)が旧友のオリビア・プライス捜査官(ジョリーン・アンダーセン)から受けた依頼…ある少女の能力鑑定をしてほしい。9歳の少女エリー(本名エレノア。サヴァンナ・ハリデイ)は、…
本日12月1日は「手帳の日」。師走(12月)に入り、手帳を活用して1年を振り返り、翌年分の新しい手帳を準備する時期であることから、ビジネス手帳の元祖「能率手帳」を発行する株式会社日本能率協会マネジメントセンターが制定しました。手帳にはビジネス手…
本日11月30日は特技監督・高野宏一尊父(1935~2008)とドラマー・樋口宗孝兄ぃ(1958~2008)の命日(同年同日!合掌!)日本特撮史にその名を刻む高野氏が「監修」として全面参加したのが「ウルトラマンダイナ」(1997-1998)。そして「ダイナ」第27話以降…
時間も空間も超越し「繰り返す神話」のようなスケールにまでなった「安達としまむら」。久しぶりの新刊は、現在時刻に立ち戻ってまいりましたが、やはり根底に横たわっているのは「時間」そして「寿命」。高校三年生。最初で最後の文化祭が始まります。「安…
『あのさ…オムライスとか…好き?』はい、大好きです。「矢野くんの普通の日々/第9話・心臓が…」(2025年11月25日深夜日本テレビ放送/曽根利幸演出)夏祭りでの「吉田さんと手繋ぎ未遂」以来、吉田さんとの距離が近くなる度、心臓が激しく高鳴るようになっ…
『見よ。私も自らの知恵に飽きた。あまりにも夥しく蜜を集めた蜜蜂のように。私は手を必要とする。私の知恵に向かって差し伸べられるあまたの手を』 (ニーチェ「ツァラトゥストラかく語りき」より。以下同じ)本日11月27日はリヒャルト・シュトラウスの交響…
ウド・キア氏がお亡くなりになりました。11月23日(現地時間)の朝。アメリカ・カリフォルニア州にて。81歳。もうとにかく「顔力」「眼力」の人。ぱっと思いつくのは初期のアンディ・ウォーホール監修の2本ですが、存在感マシマシになったのは年輪重ねてから…
『心配するな、救急隊員だ』 (Don't worry, I'm a paramedic.)ここはブリストル郡のパインバレン「アッシュ・パイン・ロード」。20年の間に31台の車のドライバーが行方不明になった陸のバミューダ。 事故の無線を傍受したら即座に駆け付ける救急隊員に守ら…
心に棲んでいるのはカーツか、ウィラードか、キルゴアか。行くぜ地獄の黙示録。「終末ツーリング/第8話・霞ヶ浦・モビリティリゾートもてぎ」(2025年11月22日TOKYO MX放送/高島大輔演出)霞ヶ浦で食料調達。まずはアイリがスリングショットで鴨ゲット。『…